今回もカウチでごろり・コラム風お気楽スペイン語だよ!
いきなりだけど。『回文』って知ってる?
この言葉を知らなくても、コレは知ってるんじゃないかな。
しんぶんし
たけやぶやけた
わたし 負けましたわ
そう。上から読んでも下から読んでも(まあここは横書きだから、この場合は右から読んでも左から読んでも)同じ文。これが回文だ。
スペイン語(&英語)の回文・導入編
これ、英語やスペイン語でもあったりする。紹介しよう。
Madam,I 'm Adam.
訳)私はイヴ。最近最初の夫と離婚したばかり。結局彼は私の運命の人ではなかった、ただそれだけのこと。今は傷心旅行も兼ねて、この楽園の島で夏のバカンスを楽しむつもりよ。今日はそのバカンス二日目。海岸で偶然出会ったスペイン男性と立ち話をしていたら、急に英語で話しかけられたの。
マダム。私がアダムです。
ビックリしたわ。何この人。でも急なことで私、どんな顔をしていいかわからなかった。笑顔、ひきつってたかもね。そうしたら先に立ち話をしていた男性。どうしたと思う?彼も笑顔のまま、でも語調は荒く、こう言い放ったわ。
Nada,yo soy Adán.
だめだめ。僕がアダンだ。
現れた二人のアダム。どっちが私の運命の人なのかしら…
この続きは毎週金曜夜11時からcanal121で放映の『アダムとイヴー運命の出会いー』(タイトルだっさ!)で…
¡No te lo pierdas! おみのがし無く!大ウソ
ええと。何の話でしたっけ?そうそう回文でしたね。
英語で回文は Palindrome。スペイン語だとPalíndromo。 最後の一語しか違わない。ちなみにスペイン語のADANは英語のADAM。だから例文もほぼ一緒だ。
おまけ)
- ここでのNadaは間投詞的に使われる形で訳したが、これはケースバイケース。普通に「なんでもない。」って訳すこともできるよ。
- テレビドラマ(連続もので特にメロドラマ系)はtelenovelaという。現地の生の言葉を覚えるのにはもってこいだよ!
スペイン語の回文・発展編
他にはどんなのがあるのかな?調べてみたらこんなサイトがあったよ。
ここではpalíndromosって何?スペイン語で説明しているよ。
Se entienden como palíndromo o palíndromos, a las palabras o frases que se leen de igual manera hacia adelante o hacia atrás.
前からでも後ろからでも同じように読むことが出来る単語、または文のこと。うん。やっぱりそうなんだね。
ではここから5つ、覚えやすいのをお借りしよう!
Allí ves Sevilla.
Ana lava lana.
A ti no, bonita.
Luz azul.
Yo hago yoga hoy.
どう?後ろからもちゃんと見てみた?なんかカンタンに覚えられそうなのばっかり!是非おぼえてスペイン語で言って現地人を驚かしちゃおう!(もっと複雑なのを知りたい人は先ほどのこちらのページへどうぞ!)
一応意味はコレね。
あそこにセビージャが見えるだろ。
アナは毛糸を洗う。
カワイコちゃん、キミには無理だね(シチュエーションによる)。
青い光。
今日わたしはヨガをするわ。
ついでだから日本語の回文のサイトも一つ紹介しておこう。
新しいものが日々更新中!コレを逆にスペイン語圏のひとに教えてあげるのもいいね!
え?テレビドラマ見る方がいい?いや、どーせならアダム君かイヴちゃんになるのはどうよ?と、勝手にあおったところで!
おしまい。
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せかいにふらり ラフにいかせ…なんと回文のタイトルなのだ!よかったら遊びに来てね!