※今回は実践編なのでスペイン語ONLY(一部英語と対応)。
ただ前回の理論編は他の言語学習者さんにも共通!スペイン語学習者さんも読んでいなかったらまず先にコッチを読んでおいてね〜!(2017/4/21更新)
1.ここで全てが決まる?ファーストタッチを大切に
シツコイようだがこれは前回のこちらへ。
挨拶から始まる・理論編
2. いろいろな挨拶・返し方を知ろう
んで、前回アタシはこう言った。
この意味はないクッション言葉の「元気?」系挨拶。つまり聞いてる方も別に答えは気にしてないの。だから返事するほうもテキトーでいいわけ。てか、テキトーのほうがいい!(muy)bienだけでいいの!
でも実際の答えはbienだけじゃ都合が悪いんだな。そこで答えが一緒の仲間別に見ていこうじゃないか。
答えがBIENでOKな「どうですか?」あいさつたち
-
¿Cómo está usted?/¿Cómo estás? (How are you?) 一番フォーマル。
-
¿Qué tal? (what's up?) 親しい間柄で使う
-
¿Qué onda? (what's up?) 〃 (メキシコ中心ラテンアメリカ)
-
¿Cómo le va? / ¿Cómo te va? 思いやりがこもった言い方らしい
これらの答えはみんな.....
Bien, gracias.
これだけが一番である。そしてそのまんま。すかさずコレ!
y usted? または y tú?
bien+感謝+相手にも聞くの三点セット!
ホントはこれだけで説明も終わりたい。
でも…もうちょっと知っときたいヒトのために以下、補足説明しておく。
※動詞をつけたい場合は(全部主語がyoのとき)
12(3) estoy bien.
4だけ me va bien.
※1〜3にla familia とかsu(tu) familiaがついて、ご家族は?と聞かれることも多い。
例)¿Cómo está la familia?
この時の答えは Todos bien,gracias.がやっぱりいいかな。
家族ぐるみの付き合いとかだったら、間違いなく聞いてくると思ってもいい。キミもその家族にお世話になっていたら、ちょっと聞いてあげよう。これだけでぐぐーーんとキミの株は急上昇・間違いなし!である。
※どうしても正直に自分の状況を説明したいんならコチラをどうぞ。ヒツコイけど向こうじゃ多少風邪をひいててもbienっていうからね。やめといたほうが賢明よ。うん。
- Así asi.(まあまあ。主にスペイン)
- Mas o menos.(まあまあ。主にラテンアメリカ)
- Como siempre.(相変わらずです)
- Voy tirando.(なんとかやってます)
- mal / fatal(悪い→これは病院でだけ使ってくださいまし)
※調子いい時の答え方イロイロ(これも言ったら多分突っ込まれるよ)
- Perfectamente(絶好調)
- estupendo(サイコー)
- Cómo nunca!(今までになく元気)
- Estoy en plena forma.(快調そのもの)
答えがBIENでダメじゃないけどNADA系の仲間たち
-
¿Qué hay (de nuevo)? (What’s new? ) (以下直訳)何か新しいことある?
変形で¿Qué hubo? 何かあった? -
¿Qué pasa?(What’s going on?)何かある?
変形で¿Qué pasó? 何かあった? -
¿Qué dices? 何いうの?
- ¿Dónde andabas? どこでどーしてたの?
これらの答えはコレ!
Nada.y tú ?(別に何も。キミは?)
どれも直訳してはいけない。全部『よう、どうだい?』くらいの意味である。だからぶっちゃけbienで答えても向こう的にもおかしくない。でもまあ、スペイン語ネイティブの各国の人たちがどう答えるか、語り合ってるサイト(オモシロいからよかったら覗いてみてね)を見る限り
-pues nada, por aquí
-nada, como siempre,
-bien ¿y tú qué tal?
-poca cosa.
-Pues aquí nomás.(メキシコだけかも)
といったような答え方が一般的のようである。
ともかくこのタイプの質問はバリエーションを変えていくらでも存在し、増殖している。
¿qué te cuentas? だの ¿cómo vas?だのもあるらしい。マジメに聞いててはイケナイ。てか、アタシら非ネイティブにかんべんしてくれよ、なのである。
一般的にこういう言葉は若者が言ってくる(まあ親しくなったら多少年配でも言うが)。だから初心者さんは話しかけるべきヒトを選ぶべきなのだ!という話はこちらを参照 ↓
以上、答え方がざっくり分けて2通りの「よう、元気か?」系挨拶があるわけだ。
自分が言えるのは少なくてもいいが、向こうが言ってきた場合答えられるようにしておこう。
3. ちょっとヒネってみるだけで…
さて。たかが挨拶されど挨拶。である。
ファーストタッチが良ければその後の交渉がウマくいく。友だちになる。思わぬ穴場情報が手に入る…いろいろイイことがキミのモトへと転がり込んでくる!かも
たとえばアタシみゆまっしーの実際の話。ある日友人Aとの間でいつものルーティン挨拶が始まった。
アタシ:Hola A.¿Qué tal?
友人A:Hola,みゆまっしー.Bien bien.Como lechuga lavada eh.
??洗ったレタス??どんな意味?
聞いたところシャワーを浴びてちょうどさっぱりしたところ。まるで洗いたてのレタスのぱりっ!とした気持ちよ、っていう意味だった。なるほど!
友人A:¿Y tu,みゆまっしー?
アタシ; Pues...como espinaca cocida,no?Es que ya hace mucho calor!
(ん〜ゆでたほうれん草ってとこ?クッタクタ。だってすでに暑いんだもん!)
これを機にアタシたちの仲が急速に接近した…と思うのは気のせいじゃないんじゃないかな?実際この後もよくレタスとホウレンソウで挨拶を交わし、なんか二人のヒミツの暗号みたいに楽しんだもんだ。ああ、懐かしいのう。
そう。向こうでは挨拶することに意義があるんでおろそかには出来ない。でも中身はあんまり意味がない。だから口先だけで終わらせることも出来るけど。でもそこにあえて意味を持たせることで、挨拶から始まる会話が、関係が、生活が、楽しくなることもあるのだ!
どうせやるなら楽しまないと、ね!
まとめ(前回の理論編&実践編)
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さあ、友だちに限らず、店で、街で、いろいろなところで、ドンドン挨拶。楽しんでね!
おしまい。 Gracias!
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挨拶のときの握手やbesoのお約束など基本編はこちらね!ヒツコイ
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